名称 | 豊好園 |
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住所 | 〒424-0415 静岡県静岡市清水区布沢270 |
創業 | 2000年1月 |
豊好園のお茶の特徴
富士山と駿河湾、そして雲海を望む絶景の茶畑で育てられた茶葉は、渋みのない優しく穏やかな味と、鼻に抜ける清々しく心地よい香りが特徴です。人のエゴを押し付けられることなく、本当に欲しているものだけを与えられ育ち作られたお茶は、日本だけでなく世界でも人気です。
豊好園のこだわり
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01
紅茶の香りは萎凋にこそ鍵がある
和紅茶を作る際「発酵」に力を入れることが多い中、豊好園では「萎凋」に力を入れています。香味を発揚させるため、青臭みもなく飲んだ時のスッキリ感は格別です。
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02
雲海に包まれた茶畑
静岡県にある標高350mの山間部に位置する豊好園。富士山と駿河湾、幻想的な雲海に包まれた茶畑は、清流興津川が流れる豊かな水をはじめとした恵まれた環境で育てられています。
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03
茶に込めた想いを飲んでくれる人にも
豊好園が茶葉を育てる時に一番大切にしていることは、茶葉と対等であること。本当に欲しているものだけを与えることで、茶葉は作り手の想いをのせ、飲んでくれる人へと繋いでいきます。
取材×レポート
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豊好園は“皇室献上指定茶園”にも選ばれました
豊好園さんは平成27年度の『皇室献上茶 指定茶園』にも選ばれました。作り手である三代目園主の片平次郎さんは自身を「メチャクチャお茶好き」と称すユーモアに溢れながらも、『人のエゴを押し付けることなく、お茶と人は対等であるべき』という哲学を軸としています。お茶を愛すだけでなく、お茶からも愛されるように。そのため肥料は必要以上与えず、茶にストレスをかけずに育てます。こうして育てられた茶葉は各々旨味を作り出し、健全な茶へと成長します。人間にも個性があって違うように、ぜひ皆様には皇室献上茶にも選ばれた指定茶園が育てる茶の旨味【少しの違い】をお楽しみください。
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ピエール・エルメも訪れた茶園
『ピエール・エルメ(Pierre Hermé)』とは、21世紀のパティスリー界を先導する第一人者であり、ヴォーグ誌から“パティスリー界のピカソ”と称賛された方です。1998年に自身のブランド「ピエール・エルメ・パリ」として東京赤坂のホテルニューオータニ内に初出店し、その後パリにも出店。高名なコルベール委員会にも所属しています。そんな世界的ショコラティエであるピエール・エルメが、食材探しに訪れたこともある豊好園。ここで作られた和紅茶は温茶・冷茶問わず、日常にも特別な日にも溶け込む味わいを楽しめます。あなたもぜひお好きなスイーツと一緒にいかがでしょうか?
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茶農家集団ぐりむ
『茶農家集団ぐりむ』は、幼き頃から身近にあった静岡の茶を守り続けていきたいという思いから、一度は解散した製茶工場ぐりむを引き継ぐ形で豊好園をはじめとした3農園で2017年にスタートしました。共同製茶工場にとどまらず、オリジナルの浅蒸し静岡茶の販売も行っており、耕作放棄茶畑の再生事業にも取り組んでいます。お茶に愛されるため、お茶の専業農家として生きる片平さん。ぐりむでの活動があってこそ、自身の農園で作ることができる。片平さんがとことん愛した茶葉は、静岡茶の未来へ繋がっていきます。