名称 | ますいさんちの茶 益井園 |
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住所 | 〒428-0417 静岡県榛原郡川根本町青部521 |
取扱品種 | 香駿・みらい・さえあかり等 |
益井園さんのお茶の特徴
アメリカやアフリカでの農業体験を経て、農薬を使わないでお茶づくりを始めた5 代目益井悦郎さん。ワインのように、様々な個性を持った品種を届けたいという想いから品種にこだわり、茶の品種が本来持つ特徴を最大限引き出すお茶づくりを目指しています。和紅茶「みらい」では2021 年【Royal Tasmanian FineFood Awards Silver】を受賞。国産紅茶グランプリでも歴代多数の受賞歴を持つ益井園さんは世界に広がる香駿紅茶・紅茶ギャバもいち早く製造に取り組み、先駆者として活躍されています。
益井園さんのこだわり
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01
世界で唯一、苗から加工販売まで一貫して自分だけで行う「おひとり様茶業」
1984 年に益井園を継いで就農した益井悦郎さん。摘採から販売までを自分一人で完結させる「おひとり様茶業」を目指してきました。就農前、アメリカやアフリカの農村でひとり働いた経験から、農薬をしようしないでお茶を作るようになりました。
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02
農薬は使用しない、肥料は最低限に。本来の自然の姿を大切に。
木は様々な目的のためにそれぞれ色んな香りを出し続けています。お茶の木も品種ごとに本来は香りを持っています。余分な肥料を与えず、農薬は一切使わないことでお茶の木は本来の自然の香りを出すことができます。
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03
川根の気候がもたらす自然の連携によってお茶の旨みがより深まります。
川根では日中は暖気が、夜は湿った冷気をもたらします。その湿気や、昼夜の寒暖差の激しさにより茶葉は水分が多く、うまみや香りがよりひき立ちます。また川根は降水量が日本でも特に多い地域となるため、新鮮な水が茶園をはけていきます。
取材×レポート
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益井園さんのある川根本町
手つかずの自然がいたるところに残る川根本町SL や日本で唯一のアプト式鉄道が運行している観光地ともなっています。
川根本町は、静岡県のほぼ中央部に位置し、町域の約94%を森林が占めています。私たちは車で静岡駅から2 時間ほどかけて益井園さんのある川根本町まで向かいましたが、道中の車窓から見える景色には心を奪われました!また寸又峡「夢のつり橋」は、南アルプスの大自然と人の営みが生み出した寸又峡を象徴する聖地となっています。ぜひ川根本町の大自然を感じながら益井園さんにお会いしに行ってみてください☆
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ますいさんちの美酵香ギャバ
チョコレートで有名な「GABA」
益井園さんではギャバ紅茶にも力をいれています。ギャバの効果とされるものには、
・血圧の安定、中性脂肪を減少、肝臓機能の働きを助ける、脳への血流改善
・血糖値の上昇を防ぐ作用があることから心臓病や糖尿病、脳卒中などの生活習慣病を予防する
といった働きが期待されます。
益井園さんのギャバ紅茶は、スパイシーさと甘さの両方を兼ね備えた香りとなっていて、渋みも少なくストレートで飲みやすいものとなっています。 -
世界に進出していく益井園さんのお茶
2022 Tasmania’s Fine Food Awards にて
「みらい」と「かほり」W 受賞益井園さんのお茶は国外で行われているコンテストでも数々の賞を受賞しています。最新では2022 Tasmania’s Fine Food Awards にて「みらい」と「かほり」をW 受賞し、オーストラリアでの販売も始まりました。また、益井さんが和紅茶と烏龍茶製造をすべて担当する白金にある「八芳園」では、バイデン大統領が日本を訪問された際の夕食会にも益井園さんのお茶が選ばれました。