名称 吉田茶園
住所 〒306-0236 茨城県古河市大堤1181
取扱品種 いずみ・やぶきた・ほくめい・在来等
創業 1839年

吉田茶園のお茶の特徴

吉田茶園さんの点在する古河市が位置する茨城県はお茶の経済生産の北限とも呼ばれております。四季の寒暖差により、味わい深いお茶が作られるこの地で、日々お茶づくりに専念されている6代目店主の吉田正浩さんとその家族たち。家族がひとつになって歴史と伝統を守りながら、新しい挑戦もし続けていく、それが吉田茶園の在り方になっています。また、幻の品種と呼ばれている「いずみ」は吉田茶園から生まれた紅茶となります。華やかで薫り高く爽やかな味わいを持つ吉田茶園の和紅茶、ぜひ一度ご賞味ください。

吉田茶園のこだわり

  1. 01

    「甘くクリアな香りと余韻を楽しめる紅茶」

    緑茶向け品種を使用した新感と個性的な和紅茶は、一つひとつ手作業で丁寧に作られています。中国の鳳凰単叢とインドのダージリンの製法を融合させた吉田茶園独自製法となっており、国内外でも高く評価を受けています。

  2. 02

    「香り」を引き出すお茶づくり

    猿島の寒暖差によって生み出された味わいと独自の土づくりと製茶技術によってお茶の「香り」は作られています。肥料を最小限にすることで茶樹本来の生命力を高めて、質の良い香りを生み出しています。

  3. 03

    自然と健康に配慮したお茶の栽培

    肥料や農薬をできるだけ使用せず、自然と健康に配慮したお茶づくりを心がけています。日々茶葉と真摯に向き合いながら品種や摘み取った葉の状態、その日の気候に合わせて製茶を行っています。

取材×レポート

  • 幻の品種「いずみ」とは?

    幻の品種「いずみ」はジャパンティーフェスティバルで5年連続最高賞を受賞している吉田茶園が誇る逸品となります。「いずみ」は60年ほど前に輸出用の釜炒り品種として育てられていましたが、輸出が滞ってしまったためそれ以降ほとんど栽培されなくなった「幻の品種」となっています。「いずみ」は日本の品種の中でも特に香りが強く個性が光る品種となっていて、吉田茶園では数々の製茶技術を見直しながら試行錯誤を重ね、これまでの紅茶とは明らかに違う「いずみの魅力を存分に発揮した香り高い紅茶」を誕生させました。ちなみに最新のプレミアムティーコンテスト2023でも「いずみ」は多数の部門で受賞をしております。

  • 家族でつなぎ、家族とともに次の時代へ

    家族がひとつになって歴史と伝統を守りながら、それぞれの個性を活かして吉田茶園を支えています。
    茶葉には吉田茶園の末っ子にあたる「美紗希」さんの名前がつけられています。また、3人の息子さんはパンフレットの写真を撮影したり、新事業を始められたりと、個性豊かに活躍をされております。また吉田茶園さんでは茶畑見学やテイスティング体験ができるイベントも定期的に開催されております。美味しく飲むだけではなく、お茶の特徴や違いにも触れながら本格的なテイスティングを楽しむことができます。

  • 日本国内から世界にまで進出中!

    国内でも多くの専門店やホテル等で吉田茶園さんのお茶は販売されています。神奈川にある富士屋ホテルでは、ラウンジのアフタヌーンティーのメニューに吉田茶園さんの「やぶきた実生1st 2023」が現在取り扱いされています。またその人気は日本だけにはとどまらず、アメリカ・イギリス・台湾・ロシア・インドネシア・ルーマニア・ドイツ・インドなど海外の方からも高い支持を得ています。紅茶で有名な西洋や台湾・インドなどの国から吉田茶園さんの紅茶が評価されていることは大変素晴らしいことであります。吉田茶園さんの今後のご活躍に期待大ですね!