名称 ねじめ茶寮(ねじめ さりょう)
住所 鹿児島県肝属郡南大隅町根占山本46541
取扱品種 べにふうき・べにひかり
創業 2005 年 ※和紅茶専業農家として始めた年※

ねじめ茶寮さんのお茶の特徴

鹿児島の最南端南大隅町で“天空の茶畑”と呼ばれる山の上で茶畑を営む「ねじめ茶寮さん」。ねじめ茶寮さんでは、人工的な香り(フレーバー)を使用せず、紅茶本来の持つ香りを何よりも大切に考えているため、茶園の管理から製造まですべての過程をほとんどご夫婦二人でこなしています。そして全て“手作り”にこだわって製茶された品種が「べにふうき」と「べにひかり」です。どちらも紅茶専用品種で一番茶から紅茶として加工し『有機JAS 認証』を得ています。カップ一杯の紅茶で、みなさまにささやかな幸せをお届けできたらという思いを込めて、大切に製茶された「べにふうき」と「べにひかり」。思いが詰まった「ねじめ茶寮さん」の2つの品種をぜひご賞味ください。

ねじめ茶寮さんのこだわり

  1. 01

    苦難の連続だった『紅茶専業農家』としての門出が、日本国内有数の紅茶専業濃野が地位へ導く

    ねじめ茶寮2005 年に鹿児島県南大隅町北部の根占地域で「紅茶専業農家」として茶の苗を植え始めました。創業当初は畑を茶園として成す苦労、様々な自然災害で一気に品質が崩れる苦悩もありましたが、今では「べにひかり」だけで年間約100kg の生産量を誇る国内有数の紅茶専業農家として、さらに和紅茶を知ってもらう様々な取り組みに挑戦しています。

  2. 02

    2017 年に有機JAS 認定を取得し、より一層安心して“カップ一杯の幸せを届けるため”の和紅茶を求める

    ねじめ茶寮さんでは茶木を植えて以来18年間、無農薬、無化学肥料で紅茶を栽培しています。2017 年には有機JAS 認定を取得し、より美味しくて安全なオーガニックな和紅茶を求め続け製造にあたっています。

  3. 03

    徹底的に「手作り」にこだわり抜く。茶園管理から製造まの過程を全て「手作り」で行うことで力強い和光茶を生み出す

    ねじめ茶寮さんでは、製造の全ての過程において、機械に頼らず、自分の目で見て、手で触って、香りを嗅いで茶葉の状態を確認し「手作り」にこだわって製造しています。人工的な香りを使用せず、紅茶本来の持つ香りと力強さを生み出し続けています。

取材×レポート

  • 繊細な和紅茶だからこそ、自然に合わせた製茶で多様な個性を生み出し続ける

    紅茶を美味しく仕上げる為には常に繊細さが求められます。茶葉を手摘みするタイミング、加工する日の気象条件(天気、気温、湿度)でも仕上がりが全く異なってくるため、味の質も毎年異なってくる紅茶もあります。ねじめ茶寮さんでは、製造のすべての過程において、機械だけに頼らず、自分の目で見て、手で触って、香りを嗅いで 茶葉の状態を確認しながら製造しています。鹿児島県は気候に恵まれていると思われがちですが、夏は台風が頻発したりするなど様々な苦境の中でも常に味の品質を保つことが求められる中で、ねじめ茶寮さんは自然に合わせた製茶で、品質を保ちながら「ねじめ茶寮さんの和紅茶」という多様な個性を生み出し続けています。

  • 紅茶専用品種の「べにふうき」と「べにひかり」を栽培し、いまや国内有数の評価を獲得

    和紅茶の中でも代表的な「べにふうき」と「やぶきた」という品種。その中でも特別な輝きを放つ、ねじめ茶寮さんの「べにふうき」。そして“幻の紅茶”と言われる「べにひかり」。ねじめ茶寮さんは紅茶専用品種の「べにふうき」「べにひかり」を栽培しています。

    ねじめ茶寮さんの「べにふうき」は、鹿児島県枕崎にある茶業試験場で開発されたもので、「ダージリン」と日本の「べにほまれ」を交配して作られました。その飲み心地は、香り高く、すっきり爽やかなものでまさに“これぞ紅茶”というものです。そして、もう1 つの「べにひかり」は和紅茶の中でも『幻の紅茶』と言われるほど希少な品種のアッサム系紅茶です。綺麗な水色とクセを全く感じさせないスッキリとした味わいです。渋味が少なく、口に含むとほのかな甘みが広がります。どちらも「ねじめ茶寮さん」を全国区にした紅茶品種であり、いまや日本国内でも有数の評価を獲得したものになります。

  • 無農薬無化学肥料で紅茶を栽培して17 年。人工的な香り(フレーバー)を使用せず、紅茶本来の持つ香りを大切に。?!

    ねじめ茶寮さんの和紅茶(べにふうき・べにひかり)では人工的な香り(フレーバー)を使用せず、紅茶本来の持つ香りを大切にしています。当然、農薬・化学肥料・除草剤も一切使用していません。ここまでお伝えしてきた通り、徹底して“手作り”にこだわり“カップ一杯の幸せを届けるため”の和紅茶をお届けしようという志のもとで製造しているからこそ、出来るだけ皆様に安心して飲み続けてもらえる和紅茶として、紅茶本来の香りを大切に育み続けているのです。