名称 西製茶所(にし せいちゃしょ)
住所 〒699-0612 島根県出雲市斐川町出西2720-1
取扱品種 出雲国の紅茶・べにふうき・べにひかり・出雲の国のアールグレイ(限定品)等多
創業 大正12年

西製茶所さんのお茶の特徴

紅茶だけでなく、どんなお茶でも、お茶の樹本来の力を最大限に引き出す、豊かな生態系が保たれた茶畑から生み出される茶葉は、優しくてとても飲みやすく、そして強い生命力に満ち溢れています。
そんな手ずから丁寧に育てた“出雲の自然の恵み”を最大限に引き出した和紅茶を生み出し、今も新しい挑戦を続けているのが『西製茶所』さんです。
すっと体に優しく沁み込む“自然体のお茶”を標榜する西製茶所さんの和紅茶は、強烈なインパクトや物珍しさではない、日常に溶け込み、当たり前に「紅茶を飲む」という寄り添ったものです。

西製茶所さんのこだわり

  1. 01

    和光茶×出雲の国。出雲産の素材を生かすことで滋味豊かな和紅茶を開発。

    “出雲の自然の恵み”を最大限に引き出し、共存しながら丁寧に育て上げられた茶樹。西製茶所さんの和紅茶は、出雲産の素材を生かすことで滋味豊かでありながら、それぞれ個性のある実に多彩なラインナップを開発することに成功しました。

  2. 02

    出雲の国を生かした土作り。出雲の土で、健康で十人十色の好みに合う茶葉を育てる。

    西製茶所さんの和紅茶は、農薬を使わない、出雲の力を生かした土作りが基本です。それは決して簡単なことではありません。厳しくとも共存しながら茶畑を育てることで、豊かな生態系が保たれた茶畑から、優しい味わいと強い生命力に満ち溢れた生命力の強い和紅茶を生み出すことができるのです。

  3. 03

    なぜ多彩なラインナップに挑戦するのか?十人十色の好みに寄り添う、それぞれの愉しみ方を見つけて欲しいから。

    西製茶所さんが開発した和紅茶はどれにするか迷うほど、実に多彩なラインナップに対応しています。ここまで多種多様な和紅茶を開発するのは、それぞれの好みに合う、それぞれの生活に寄り添ってもらう為に生み出されました。

取材×レポート

  • 1985年から始まった「出雲の国」の和紅茶作り

    西製茶所さんが国産紅茶の製造を開始したのは1985年からです。そもそも紅茶は、緑茶と同じ茶葉から生み出されるものではありますが、製造方法は従来行っていた緑茶製造とは大きく異なり、試行錯誤を繰り返してようやく生み出されました。出雲は海・山・川のすべてが清澄な自然に恵まれており、その“出雲産の素材”から生み出されたのが「出雲国の和紅茶」です。「出雲国紅茶」は比較的苦渋味が少なく、優しい風味が特徴です。まさに西製茶所さんが標榜する“体に染み込んでくる和紅茶”を体現する、自然体になれる和紅茶になります。

  • 茶葉の風味を壊さず、そのまま大切に閉じ込める製法が“優しい味わい”を生む

    緑茶も紅茶も烏龍茶も、同じ茶葉から作られる。大切なのは各生産者さんが独自に取り組まれる茶葉の加工法(製茶)で、西製茶所さんでは出雲平野とその周辺の清澄な環境を生かした製法で“優しい味わい”を生み出しています。

    すっと体にしみ込んでくる、それが西製茶所さんの理想とするお茶の姿です。茶葉が持つ「酸化酵素」をしっかり働かせて作るため、それぞれの製茶作業は非常に神経と体力を使う作業で、最盛期には睡眠時間を削っての作業が続きますが、この大変な製茶が、比較的苦渋味が少なく、優しい風味を生み出し、お砂糖なしでも美味しく飲んで頂ける和紅茶に仕上がっています。

  • 大ヒットで発売後に直ぐ売り切れとなる「Limited Edition(限定商品)」。

    西製茶所さんが新たに挑戦している和紅茶の品種。それは「LimitedEdition(限定商品)」に位置づけられる「出雲の国のアールグレイ」や「石見国のカモミール紅茶」等です。アールグレイは世界で最も有名な着香茶の一つですが、これはイタリアが主産地である「ベルガモットオレンジ」の香りを紅茶に着けたものです。西製茶所さんでは香りの元となるベルガモットの苗を自ら植え、それから十年の歳月を経て製品化しました。香料を使用せず、ベルガモットピールを紅茶とブレンドしております。アールグレイもカモミールも、それぞれ特有の爽やかな香りが、気分をリフレッシュさせてくれます。ぜひ一度はご賞味いただきたい和紅茶です。